
解答・解説を読む
問1 A
258万年前から氷期と間氷期を繰り返した更新世が1万1700年前に終わり、温暖な完新世がおとずれた。同じ頃、打製石器から磨製石器への移行と農耕や牧畜の開始が見られた。
問2 C
骨角器は、約50万年前から、原人や旧人が使用していた形跡が見られる。釣り針や衣服を縫う針、かんざしなどの装飾品に使われていた。
クロマニョン人は新人。
ハンドアックスは打製石器。
問3 D
洞穴絵画は後期旧石器時代の4万年前から作られている。クロマニョン人の洞窟から見つかっている。スペインのアルタミラ洞窟で発見されたものが最初。
問4 D
金属器である青銅器が用いられたのは5000年前から。鉄器の使用は3500年前のヒッタイト人から。世界四大文明は大河流域から発生している。
問5 C
メソポタミアで都市が成立したのは紀元前3000年頃。肥沃な三日月地帯は、メソポタミアからシリア・パレスチナに至る地域を指す。エジプト語系の人々が古代エジプト文明を築いた。
問6 A
階級がはっきりしてくるのは、前3000年頃。古代メソポタミアは多神教で、各都市ごとの神を崇めていた。民族系統不明のシュメール人によってメソポタミア文明が築かれた。ドラヴィダ人はインダス文明を築いたインドの先住民で、インド=ヨーロッパ語族のアーリア人に征服された。
問7 A
シュメール人はアルファベットのもとになった楔形文字、農耕、太陰暦、七曜制、六十進法、車輪の発明で知られる。
問8 C
ジッグラトは「高い所」という意味。アクロポリスは古代ギリシア。ピラミッドは古代エジプト。バベルの塔は『旧約聖書』に出てくる架空の塔。
問9 B
シュメール人は、前2000年頃、セム語系のアッカド人に征服された。セム語系のアムル人は前1900年頃バビロン第1王朝(古バビロニア王国)を建国した。
問10 D
ハンムラビ王の治めたバビロン第1王朝は、前1595年ヒッタイト人により滅ぼされた。